本年度概要

今後も諸先輩方が築き上げてこられた輝かしい歴史や志を引き継ぎ、市民や行政から認知され頼られる存在となり明るい豊かな社会を創造するために、使命を体現できる会員拡大運動こそが出発点であると考えています。
本年度は、目指すべき将来像を考え共有するところから始めます。
将来のまちや組織がどうあるべきかが定まれば、どのような人財が必要でどのような組織規模が必要なのかを認識することができます。
必要な人財、組織規模をメンバー全員が認識することで、拡大候補者の情報共有を行います。
そして、新しい出会いの機会を創出し、多種多様な価値観に触れる事業を行います。
誰もが参加しやすい多様で魅力的な組織を目指し、不退転の決意をもって取り組むよう邁進して参ります。
1年間どうぞ宜しくお願い致します。
構成メンバー
- 議長
- 福田 宗一郎
- 副議長
- 花﨑 一樹
- 委員
- 阪本 浩司
- 髙澤 憲司
- 田原 勇士
- 田淵 靖人
- 冨田 耕平
- 中嶋 浩平
- 中野 真吾
- 中村 倫章
- 鳴坂 祐太郎
- 福壽 優太
- 福田 善行
- 前中 務
- 三谷 禎勇
- 安井 聡
- (かな順)
- 統括実行委員長
- 尾崎 勝浩

しかし、我々のまちである三田市は、1999年以降11万人を超えていた人口が、2011年より減少に転じ、2021年8月末時点で11万人を下回りました。
理由として、毎年約5,000人の転出があり、その中でも20~29歳の転出は転入を上回る「転出超過」となっており、人口減少が著しく、また、社会構造の変化に伴う人々の行動様式の変化や価値観の多様化が進む中で、地縁的なつながりが希薄化し、その結果、地域社会をより良くしようという主体性が欠如し、地域コミュニティが衰退する傾向にあります。
さらに、コロナ禍での人流抑制により、その傾向がますます強まっています。
その結果、商店街・繁華街の衰退による地域経済の縮小などにより、地域社会の衰微が危惧されており、持続可能な地域コミュニティの活性化が喫緊の課題となっております。
地域コミュニティは多種多様な人々の集合体といえ、その一人ひとりの「心と心のつながり」から始まり、その重要性と主体性を自覚し、一人ひとりが団結することで成り立ちます。
まずは、新たな形での持続可能な地域コミュニティの活性化のために、従来の地域コミュニティから学びを得つつ、温故知新の心を持って時代の流れと共に衰退した原因となる問題に取り組みます。
そして、人々の主体性を育むために、「心と心のつながり」の重要性と、持続可能な地域コミュニティの活性化がいかに大切かを感じていただける事業構築をいたします。
行政や他団体に限らず、地域の皆様にも参画していただき、まち全体で一丸となって「人」や「もの」、「情報」などが行き交う新しいコミュニティ空間の創出を行うなど、課題解決に全力で取り組んで参ります。
どうぞ一年間、よろしくお願い申し上げます。
構成メンバー
- 実行委員長
- 小川 信治
- 副委員長
- 足田 裕哉
- 委員
- 秋山 祐希
- 株本 真行
- 植田(髙本) 芽衣
- 髙橋 良英
- 中田 英一
- 中村 友香
- 深谷 正法
- 福田 いつ子
- 古井 良亮
- 松本 格
- 松本 優作
- 山本 達也
- 吉田 敏雄
- (かな順)
- 統括
- 尾崎 勝浩

次代を受け継ぐ私たちは、それらの実績に深い敬意と心からの感謝を示すとともに、自らの成長を怠ることなく、この理念と行動力を次の世代へと繋げていかなくてはなりません。
私たちは共に向上し合い、社会に貢献しようという理念を持つ集団です。
メンバーが心置きなくJCの活動・運動に邁進することで地域社会に貢献できます。
さらに、それらの貢献は、活動・運動を通じてメンバーと共に向上し合うことで、「明るい豊かな三田」の実現により一層寄与するものとなります。
だからこそ、私たちがまちの未来を強く牽引するために、有意義な事業費の活用を含む厳格な財務管理と、地域の持続的発展を担うリーダーとして個人の質を向上させる必要があります。
私たちの活動・運動は、メンバーの会費と時間から成り立っており、それらの管理と運営は効率的且つ効果的に行うことが求められます。
そのため、当委員会では、予算の活用において、事業の内容や目的に対し公益性や共益性の観点や無駄のない有意義な事業費利用がされていることを厳格に審査します。
さらに、すべての議案書を会議前に精査し細かな修正を明文化することで、会議の貴重な時間を無駄にせず、効率的な議論が行える環境を構築します。
また、個人の質の向上を図るためには、自分自身に足りない部分があることを自覚し常日頃から学び続ける姿勢が求められます。
そのため、当委員会では、所属メンバー向けに、ビジネススキルに拘ることなく、人としての魅力増進や新たな思考様式の獲得を狙うといった様々な研修を行います。
さらに、他LOMとの交流を図り、三田青年会議所内だけでは知りえない情報や考え方を学び、私たちの質の向上につながる様な合同例会を企画します。
財務規則と研修を重点に、三田青年会議所の更なる発展と新しい“さんだ”の創成に寄与するべく、新しい試みには失敗を恐れず改善を繰り返しながら、委員会運営を行って参ります。
一年間、よろしくお願いいたします。
構成メンバー
- 実行委員長
- 三谷 禎勇
- 副委員長
- 中村 倫章
- 委員
- 冨田 耕平
- 福田 いつ子
- (かな順)
- 副理事長
- 阪本 浩司

今ではまちづくり団体として一定の存在感を持つまでに至ります
その一方で創立から地道にまちづくり活動を行ってきましたが、市民の方々の認知度はあまり高くないことも現実です
私たちが持続可能な組織として発展するためには、地域社会にとって欠かせない存在であることが重要です
三田青年会議所が欠かせない存在として多くの方々に認めてもらうには、私たちの運動についてまずは認知してもらい、賛同を得ることが必要です
そのためには、情報過多な現代において、従来の単発的な情報の発信は埋もれがちになってしまうことから、より多くの人々の心に届くよう、効果的な発信が重要となります
私たちは活動や運動を展開する上で確固たる目的をもち、より効果的な方法はないか協議を重ねて事業構築を行っております
その真剣に地域社会の発展に取り組む姿勢を発信し続けることが三田青年会議所としてのブランドを高めるものとなります
つまり各事業の企画から運営に至る過程での「背景」や「想い」、そしてその独自のストーリーから生まれる「感情」を発信することが人々の心に触れ、その積み重ねが興味へと変わり、「JCブランド」を構築していくのです
その「JCブランド」を更に多くの方々に伝播してもらうためにも、直接的に三田青年会議所の事業に関わっていただき、身をもって体感していただける事業を構築します
常に前向きな姿勢と信念を忘れず、「らしさ」「強み」を顕在化し、本質を見失うことなく、過去の常識にとらわれない斬新かつ柔軟な発想を持ち続け、より魅力のある組織を目指します
構成メンバー
- 委員長
- 中村 友香
- 副委員長
- 鳴坂 祐太郎
- 委員
- 福壽 優太
- 福田 善行
- (かな順)
- 副理事長
- 株本 真行

所属歴が浅い、または元々繋がりの薄いメンバーとなると、その機会は著しく減少してしまいました。
その結果、青年会議所活動への意欲を高めづらく、メンバー間でのフォローが難しかったこともあり、組織としての一体感やJAYCEEとしての誇り、主体的に行動する意識が薄れています。
組織力向上のためには、今一度、メンバー全員が入会当初の原点に立ち返り、青年会議所三信条である「奉仕・修練・友情」を再認識し、実践・行動したその先を想像し、モチベーションを向上させることと、三田青年会議所はどんな困難な状況下でも自ら学び続けられる魅力的な組織であるということを実感し、メンバー個人がまちや組織のためにできることを主体的に考え、実行することが必要です。
まず、4月例会では、他LOMとの交流により自身の視野を広げ、各地域で課題に向き合う仲間の存在を知ることで組織の多様性を認識します。
つぎに、7月例会では、自己研鑽を積む中で友情を育み、団結力を高めます。
そして、12月例会では、歴史と絆を感じ、三田青年会議所に対する愛着を深めます。
組織力向上を最大化するためにはより多くのメンバーがJC活動・運動に参加することが必要なため、参加率向上の取り組みとして、早い段階での日程調整や声掛けを行い、より学び多い時間が過ごせるよう例会の趣旨を事前に伝えることや、WEB参加も取り入れ、メンバー一人ひとりに寄り添い、参加しやすい環境を整えます。
結びに、2022年度は新型コロナウイルスからの回復基調の波に乗り、三信条と理念を再認識し、今後の運動への推進力に変えることで三田青年会議所のさらなる発展と、メンバー全員が「想いを胸に、語れるまちさんだ」を目指します。
一年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。
構成メンバー
- 委員長
- 中野 真吾
- 副委員長
- 植田(髙本) 芽衣
- 委員
- 田淵 靖人
- 中嶋 浩平
- 松本 格
- 山本 達也
- 吉田 敏雄
- (かな順)
- 副理事長
- 髙澤 憲司

特にICTのめまぐるしい発展に伴い、多様な人たちと気軽に交流ができるようになり、地域や学校以外でのコミュニティも発達し、様々な価値観に触れることでライフスタイルが急速に変化しています。
テクノロジーの発達は、その便利さから生活をより豊かにしている反面、地域の人々との直接的な関わり合いや助け合いなど、実社会で必要になる多様なコミュニケーション能力を培う機会が減り、地域との繋がりや関係性が希薄になっています。
VUCA時代の予測困難な実社会で、困難を乗り越え生きていく上では、対人コミュニケーションは必要不可欠であり、さんだで共に生活をしている身近な友達や地域の人たちとの直接的なふれあいの中から学ぶ必要があります。
そこで、青少年委員会ではたくさんの青少年たちが交流をしながら、人と人とがふれあう体験活動を行います。
その中で一緒に困難に立ち向かい、乗り越えることで得られる達成感やその過程で育まれる友情を通じてチャレンジ精神や直接ふれあえる仲間の大切さを学んで頂きます。
1年間の活動を通じて生まれ育ったまちに住む青少年たちがさまざまな活動を経験し、達成感と地域との深い繋がりを感じることでさんだの未来を考えられる青少年を育成してまいります。
構成メンバー
- 委員長
- 古井 良亮
- 副委員長
- 田原 勇士
- 委員
- 秋山 祐希
- 髙橋 良英
- 安井 聡
- (かな順)
- 副理事長
- 松本 優作