CONTACT
CLOSE

本年度概要

組織づくり委員会
委員長 中嶋浩平
委員長所信
コロナ禍が明け、新しい生活様式と共にテクノロジーの進化により、我々の社業、生活も効率化が大きく図られました。そして、コロナ以前よりも様々な場面で多様性が尊重される社会になってきていると感じます。
しかしその一方で、単純接触の機会減少が発生しております。今後の組織運営には多様性を尊重しつつ、従来より細やかなコミュニケーションを意識する必要があります。
その中で、本年度スローガンである「遠到皆進~ともに歩み、新たな時代を創ろう~」の実現に向け、活動を力強く展開するために、まずは青年会議所の活動や運動は会員の会費と貴重な時間から構成されていることを自覚し、すべての議案書を事前精査し、修正を文章化することで、会議の貴重な時間を無駄にせず、効率的な議論が行えるように致します。そして、予算に対しても事業の内容を把握した上で、目的に対して無駄がなく効果的に事業費が利用されているかを審査します。
そして、会員が目的達成に向けて動きやすく認識しやすい環境を整えることにより、例会や事業がスムーズに行えると考えます。具体的内容は、担当例会の橋渡しはもちろん、例会、事業、会議各種設営やスケジュール管理、アナウンスの補助をするために会員とコミュニケーションを図り、組織運営に落とし込めるか十分に精査し活用致します。
結びに、今年度を通じて会員同士が絆を更に深め、55周年から60周年に向かう第一歩目として未来につなげられる一年にして参ります。

ビジネス機会委員会
委員長 植田芽衣
委員長所信
近年、我が国においては急激なスピードで変化が起き続けており、情報やものが溢れ、選別に困難な社会となっております。間違った情報や、価値を見出せないものを選択することは、メンバー個々のビジネス、ひいては組織としてのまちづくり運動にも大きな影響を与えます。
我々はJAYCEEとして、正しい情報や価値のあるものを精査し、目先の利益に惑わされず、持続可能な視点を持って選択し、行動する必要があります。
そのためには、メンバー個々の情報力や人間力向上が重要であると考えております。
ビジネス機会委員会では、まずはそれぞれの能力を自身で把握し、情報やものの選別方法が理解でき、リーダーシップが醸成される事業を構築します。
次に、実際に情報やものに触れ、選択し行動する実践形式の事業を創出します。
我々の一年間の事業構築において、メンバー個々の情報力、人間力が向上し、それが個々のビジネスやまちづくり運動の発展に繋がり、JAYCEEとして社会全体の利益を考え、行動できるメンバーの育成に貢献して参ります。
一年間どうぞよろしくお願い致します。

未来ある青少年育成委員会
委員長 高橋洸
委員長所信
三田は、1980年代後半から1990年代前半にかけて数多くの家族が新しい生活を築き上げる場として人口増加率日本一と言われるほどに成長しました。
その中でもニュータウンに住宅を購入した市民、第一世代の実績と経験は我々の地域の礎となり、積み上げてきた人口と財政を支える労働力の価値は計り知れないものです。
しかし、時代とともにその子供世代が転出し、我々は少子高齢化という現実に直面しています。
今、我々が取るべき道は、新しい世代、特にこれからの10年の人口増加を担う学生の皆さんに三田および近隣エリアでの居場所を確立させることです。
地域の未来は、彼らがここ三田での経験や人脈、そして何より愛着を持つことで形成されます。まちをより活性化させるためには、彼らの中にそのような想いの種を創出し、主体的に動く当事者になっていただく必要があります。
そこで我々未来ある青少年育成委員会は、若者が定住先、または就職先として三田を選べるような経験としてアルバイトやトライやるウィークとは違った職業体験の場を提供し、インターンシップとして企業の問題解決や仮想プロジェクトを創造することで三田の地に携わっている学生たちが地域に愛着を持ち、主体性を発揮できる事業を構築します。
最後に、この役職を頂いたことがご縁と感じ、この与えて頂いた素晴らしい機会を挑戦の場として恐れることなく、一年間自身の任務に主体性と協調性をもって精進致します。

地域を牽引するまちづくり委員会
委員長 鳴坂祐太郎
委員長所信
三田市は昭和33年に制定されて以降、旧市街地の活気とともに発展し、昭和62年に始まったニュータウン開発に伴い10年連続で人口増加率日本一を達成しましたが、市民のニーズが多様化する中、まちの活気は減少傾向にあります。
我々、三田青年会議所は、新型コロナウイルス感染症などの障壁がある中、明るい豊かな社会の実現を目指し、行政や諸団体、そして地域の皆様と協働しながら多様な事業を展開してまいりました。
地域発展の視点から考えると、三田市が再び活気を取り戻し、さらに住みやすい、魅力あるまちにしていくためには、原点に立ち返り、旧市街地の賑わいを創出することが大切であり、そのためにも行政や諸団体が縦割りの活動をするのではなく、緊密に連携し、活動を推進していくことが極めて重要であると考えます。
コロナの感染リスクが5類に再分類され、社会経済活動が段階的に再開されつつあるなか、思想や政治に対して中立な立場であり、まちづくりを目的として活動している我々が率先して行政や諸団体と連携をとることで大きなシナジーを生み出すことができると信じております。
そこで、多くの市民が参加したいと思えるイベントを企画し、事業を運営する中で行政や諸団体との関係や絆をさらに強固なものにしたいと考えております。
我々がまちづくりを推進する中心的な存在となることで、まちづくりのリーダーとしての立場を確立し、そして、より多くの人が愛し、住み続けたいと強く感じるまちを創り上げるために、一年間、全力を尽くしてまいります。

アカデミー研修委員会
委員長 山川健悟
委員長所信
青年会議所は絶えず新入会員を迎え入れ、毎年の役割変動がある組織であり、この独特の環境下で青年会議所活動や運動の効果を最大化するには、新入会員が活動や運動の意義を速やかに理解し、それに対しての意識とモチベーションを持つ必要があります。
現状、新入会員がその意義を完全に掴むまでには多くの時間や経験が必要となっています。あるべき姿としては、新入会員が入会初期から活動や運動の意義を深く学び、能動的に取り組むことができるようになる体制の整備が求められています。
アカデミー研修委員会としては会員全員が青年会議所活動の意義を深く学び、能動的に取り組めるよう定期的な教育プログラムの実施を行います。
そこで、多様な研修機会を提供することで、会員全員が青年会議所の意義を共に学び、個々の成長を促進する環境を整えていき、持続可能な学びの仕組みを作ります。
最後に、私の所信を一言で表現するならば、ともに成長です。青年会議所の一員として、明るい社会の実現に向け、私たちは互いに助け合い、成長していく必要があります。
この取り組みを通じて、会員の意識とモチベーションを高め、青年会議所の活動効果を最大化し、組織の発展に貢献することを目指します。

デジタル広報委員会
委員長 中村倫章
委員長所信
現代社会において、SNSは情報伝達とコミュニケーションの新たなパラダイムを築きました。
この変化は、我々三田青年会議所が市民の皆様に対し、より効果的かつ効率的な情報伝達ができることを示します。
しかし、今までのSNSの活用は事業の告知程度に留まり、実際どのような形で開催されたのか、どのようなイベントだったのかを表現することが難しい状況でした。
これを踏まえデジタル広報委員会は、SNSを最大限に活用し、三田青年会議所の存在と価値を広め、市民の皆様に我々の活動に共感していただき、参加しやすくするために、活動の目的を明確に伝えていかなければなりません。
そこで、主要なSNSで綿密な戦略を策定し、三田青年会議所の活動や価値を効果的に伝え、意義あるコンテンツを定期的に配信します。
現在のSNSは動画が主体となっているため、リールやストーリーなどをメインで活用し、さらに、写真なども通じて魅力的なストーリー、イベント情報を配信し、共感を呼び起こします。
また、フォロワーやメンバーとのコミュニケーションを促進し、フィードバックを収集していきます。
これに加えて、データ分析ツールを活用してSNSの効果を評価し、戦略を継続的に改善します。
その結果、地域社会や市民の皆様に対して三田青年会議所の存在や活動が広まり、認知度が向上し、活動の計画と実行が改善され、より意義ある事業が推進されます。
1月例会では、OBOGの方々をはじめ、関係諸団体の方々に対し、三田青年会議所の活動や運動に対するご支援、ご協力に心から感謝を示すとともに、今後より一層のご支持を頂けるような式典を行います。例会としてはAIや映像、SNSの活用法などを利用し現代社会に沿ったものを構築していきます。
結びに本年度の三田青年会議所の活動をより市民の皆様、関係諸団体の皆様に共感していただき、今後増々大きく皆様を巻き込めるような事業に結びつけられるよう一年間、全力を尽くしてまいります。

理念共感拡大委員会
委員長 花﨑一樹
委員長所信
青年会議所は、新しい人財を迎え入れることで、活動の幅が拡がり、メンバーの成長と発展の機会が増加します。さらに、先輩方が築き上げてこられた実績や歴史を引き継いでいくことが可能となります。明るい豊かな社会の実現のために、60周年を見据えながら、持続可能な組織へと成長させていくことが求められています。
そこで、迎え入れた新しい人財が入会後も積極的に活動する会員であるためには、青年会議所の理念に共感していただくことが必要だと考えます。
共感を呼び起こすためには、メンバーそれぞれが入会時の想いや動機、入会後に得たものについて新しい人財に伝えることが大切です。
新しい人財の共感を深めることが、仲間を増やすことにつながり、また、その過程で我々自身も青年会議所活動の魅力を再認識することができ、継続した拡大活動を推進することができます。そして、多くの仲間と手を取り合い助け合うことで、活動の幅が広がり、より一層力強い活動につながり、明るい豊かな社会を目指してまちづくりに貢献する組織となります。
そのために、青年会議所活動を通して培った経験などを聞き魅力を再確認でき、今後に活かしていける例会を構築します。
希望を持って入会し、懸命に青年会議所活動を行い、今後もまちづくりに携わりたいという想いと感謝の気持ちをもって卒業できる、そんな人財であふれる組織を作ってまいります。