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理事長所信

不易流行 〜変わりゆく時代、変わらない想い〜

はじめに

兵庫県政150周年、三田市制60周年、時を同じくして一般社団法人三田青年会議所は創立50周年という節目の年を迎えます。三田市における青年会議所運動の灯火は、1968年10月13日、全国で393番目の会員会議所として4名の志高き青年達によってともされました。その後49年に亘り159名の先輩諸氏がその時々の社会課題に対し、真摯に向き合い、その解決に向けて獅子奮迅の活躍をなされています。その惜しみなく費やされた時間と労力の上で培われた「明るい豊かな社会」に、我々は今生きています。しかしながら、この素晴らしい社会は永続的なものではありません。この時代に生きる我々が普遍的なものを大切にしつつ、社会情勢やまちの環境変化を的確に捉えた上で、まちづくり運動やひとづくり運動を推進していくことで維持、発展できるのです。

我々は50周年という知命の年、「不易流行〜変わりゆく時代、変わらない想い〜」というスローガンの下、先輩諸氏が紡いでこられた輝かしい歴史と伝統、情熱ある想いを振り返ります。そして、今一度「いま、我々の運動は、次代に明るい豊かな社会を繋ぐ一端を担っているか」を問い直し、新しい半世紀へ変わらない想いで運動を発信して参ります。

社会課題を解決する仕組みを創造する

地方分権改革は新たなステージに突入し、各地方においてそれぞれの特徴を生かした自律的かつ持続的な社会を創る「地方創生」が政府の最重要戦略の一つとされています。三田市においては、2016年4月に「三田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」が策定され、産官学金労言および地域の諸団体が「チーム三田」を合言葉に連携し、「日本一住みたいまち三田」を目指して、地域創生に取り組んでいます。今まさに、市民一人ひとりが考える主体的なまちづくり運動の重要性が増しています。そのような環境下、三田市では540を超える団体が社会に対する問題意識を持ち、多様な奉仕活動等を行っています。かつて多様な社会課題を主体的に解決する団体は、「JCしかない」と称された時代があったようですが、現在は数多くある奉仕団体の一つに「JCもある」と認識されているようです。志を同じくする奉仕団体が増えることは、地域発展のために喜ぶべきことでありますが、我々青年会議所は何者であり、社会に対し何が出来るのかを今一度問い直す必要があると考えます。

青年会議所の運動とは、世の中を変えることであると考えます。世の中を変えるためには、一つは人の心がまちや国を創るという観点から人々の意識を変えることが必要です。そしてもう一つは、課題を解決する仕組みを創り広めることが必要であると考えます。特に後者が今後の青年会議所運動の柱となっていくと考えており、我々が根付くこの地域の課題をしっかりと見据え、課題解決となる仕組み創りに重きを置いた政策提言を積極的に行って参ります。

次代を担う地域リーダーの創出

まちづくりはひとづくりとも言えます。我々が住むまちを今よりも明るい豊かな社会にするためには、行政任せではなく、まちの将来のことを真剣に考える市民をさらに創出する必要があります。特に、我々青年経済人を中心とした責任世代は、これから長きに渡ってこのまちで生活していく上で、このまちの発展に責任を負っています。しかしながら、個人のライフスタイルや価値観の多様化により責任世代のまちづくり参画は減少しています。その結果、自治会やNPO等のまちづくりを行う団体においては、会員の高齢化や後継者不足に伴い事業承継の危機が大きな課題となっています。

そこで、我々は責任世代を中心とした市民を対象として、地域にこだわった主体者意識の醸成と、実際にまちづくりを行う上で必要不可欠な「人財」である地域リーダーの創出を目的とした事業を展開致します。地域社会が抱える諸課題を市民参加によって解決しようとする主体者意識を持った市民が一人でも多く現れることで、地域の未来は確実に変化します。そして、その中から生まれた地域のリーダーを中心としたまちづくり運動によって、このまちは個性ある自立した地域として発展し、心豊かな市民が輝くまちを実現させます。

地域防災・減災への取り組み

我々が住む日本は、諸外国に比べて台風、大雨、大雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などの自然災害が発生し易い国土です。特に近年、異常気象による記録的豪雨、それに伴う土砂崩れや河川の氾濫が毎年のように猛威を振るっております。また、未だなお続く東日本大震災や熊本地震の余震は、今後30年以内に70%発生しうると予見されている南海トラフ地震の発生を誘発させるのではないかと危惧されます。この地域においても、いつどの様な災害が起こるか予測できず、防災や減災といった取り組みが必要不可欠であります。しかし、人間は目の前に危険が迫ってくるまで、その危険を認めようとしない心理傾向があり、多くの方が災害への備えを怠る傾向にあります。また、危機意識を持っていても知識や経験の不足からどのような備えが必要か分からず、対応できずにいるのが現実だと考えられます。災害は予測することはできませんが、災害の発生前、発生時、発生後のそれぞれの段階で適切な行動をとることによって、被害を小さくすることができます。

そこで我々は、来たる災害時に一人ひとりの日頃からの備えや心構えが被害を最小限に減らすという「減災」の考え方を啓発する事業を行います。その中で、自分の身は自分で守るという「自助」、共に助け合う「共助」の精神を体感し、地域に住む一人ひとりの減災力強化に努めます。また、地域において災害が発生した場合には、いち早く効果的な災害救援ボランティア活動支援が行えるよう三田市と相互に連携や協力できうる仕組みを創造して参ります。

持続可能なまちづくりに向けた次代の子供達への想い

三田市は、北摂ニュータウン開発に伴い1987年から10年連続で人口増加率が日本1位となり、豊かな自然環境に恵まれつつ、神戸・大阪の大都市近郊に位置し、住み、働き、学び、憩い、そして交流することができる都市とし発展しました。一方、過去の急速な人口増が現在になって急速な高齢化に発展し、三田市は高齢化進行率が高いまちとなっています。このようなまちの魅力を持続させるためには、このまちに住む市民の不断の努力が必要ですが、特に、縁あってこのまちで生まれ、育った子供達がずっとこのまちに住み続けたい、このまちのために何かをしたい、このまちを守りたいという想いを醸成することが何よりも重要だと考えます。

そこで、我々は50周年記念事業として次代を担う子供達に対して、まちのためやまちに住む人のために働きかけを行うことが、結果として自分のためになるという原体験を創造し、まちに対する誇りと愛情を育む事業を展開致します。そこで培った経験が子供達の主体者意識や市民意識の出発点となり、将来子供達はこの地域を担う自立した主体的市民として活躍するものと確信します。

地域・仲間との絆

青年会議所運動は、団体内での活動だけではなく関係諸団体との交流や連携、出向等の会員の成長を促す様々な舞台が用意されています。これらは青年会議所の特徴の一つである機会提供の場であることの現れであり、今年度も会員に対して数多くの成長の機会を提供致します。まずは、このまちに数多く存在する地域の関係諸団体との協力体制を構築し、また各種実行委員会への参画や行政への出向を通じて、我々の運動に対して「共感」を頂けるよう地域とのさらなる交流と連携を深めて参ります。また、他地域で活躍する青年会議所の同志が繰り広げる運動に関しても貴重な機会として積極的に参画して参ります。

これら関係諸団体との接点は、三田青年会議所だけの運動では決して得られない経験ができ、個人としての成長と一生付き合うことができる仲間を得る機会となります。会員は積極的にチャレンジをして欲しいと考えます。そして、そこで培った知識と経験を所属する組織に持ち帰り共有し、明るい豊かな社会を実現するための運動を加速させる一助にして頂きたいと考えます。

未来に繋ぐ会員拡大

会員拡大は青年会議所の永遠のテーマです。40歳で卒業するという新陳代謝のシステムは、青年会議所運動の原動力の一つです。一方、会員拡大活動が思うように進まなければ、組織としての存亡の危機に立たされることになります。社会に価値ある組織であり続けるため、明るい豊かな社会の創造のため、全力で仲間集めをする必要があります。

そこで、我々はこのまちに多く存在する「まちのために何かをしたい」という潜在的な意識を持つ多様な価値観の人々と出会いの機会を積極的に創出し、我々の問題意識や運動に対する理解を得ることで共感し、仲間に入って頂きたく考えます。そのためには我々自身がなぜ青年会議所に入会したのか、実際に青年会議所運動によって何を得たのか、今一度その原点に立ち返り青年会議所運動の意義をまだ見ぬ同志達に説き、三田青年会議所という機会を選択して頂くよう努めて参ります。

会員としての資質向上

青年会議所は、会員に対して三信条である「奉仕・修練・友情」を実践することで次代を担う者として、また青年経済人としての資質を育む貴重な機会を提供しています。利他の奉仕精神に基づき運動を展開する中で発生する様々な障害は、自己を成長させる修練の場となり、その過程を同志と共に乗り越えることで固い絆が生まれます。その前提となる利他の奉仕精神は、青年会議所運動の大義です。我々の運動は、古今変わらず自己利益を目的にしておらず、まちのため、国のため、そして大切な人達のために運動を行って参りました。だからこそ我々の立てる志は、純粋なものであり、誰が見てもゆるぎない大義となります。

節目の年となる本年度は、50年間変わらず持ち続けた行動原理を見つめ直す機会を会員に提供することで個の資質を高め、今後の運動をさらに加速させることに繋げて参ります。

戦略的な広報に関して

昨今はインターネットメディアの氾濫に代表される情報化社会であり、情報の取捨選択が非常に難しい時代に突入しております。そのような環境下、青年会議所はこれまで以上に広報力を高める必要があります。我々のまちづくり運動が市民にそもそも認知されていない、認知されていたとしても「共感」を得られていないとすれば、運動自体がいかに素晴らしい内容であったとしても、それは「市民の心を動かす」運動とは言えません。

そこで、我々は古典的な紙媒体(チラシ・ポスター等)からホームページやSNSまで幅広い広報手段に関して、いかなる広報手段が効果的であったか過去の成果を引き継ぐと共に、我々の想いがダイレクトに伝わり、かつ情報の受け手のことを考えた「共感」を得られる戦略的な広報活動を行って参ります。その結果、我々自身がより多くの市民と繋がり、広報を介して共感と支援を頂くことで、我々の運動がさらに効果的なものとなり、明るい豊かな社会への一歩となると確信しています。

ブロック大会三田大会への想い

本年度三田青年会議所は、「兵庫の全会員の運動意識高揚」、「県民の意識変革」、「地域資源の発掘と発信」を目的に開催される第51回ブロック大会三田大会を主管致します。本大会を三田市で行うことは、お越し頂いた県民の皆様にまちの魅力をご紹介できると同時に、市民の皆様に青年会議所運動の規模感や意義を発信するまたとない機会となります。おもてなしの心を持って来場者を迎え入れると共に、三田らしさ溢れる我々のまちづくり運動へと巻き込み、その心を動かし、このまちから兵庫の魅力を発信して参ります。

そのためには発足150年を迎える兵庫県政、施行60年を迎える三田市制をはじめ、共にまちづくりを行う関係諸団体との連携をこれまで以上に強化し、ご協力を賜る体制を構築して参ります。また、幅広い世代の人々を巻き込み、共に兵庫の魅力発信を行って参ります。そして、ブロック大会のインパクトによって心を動かされた大人達は、まちのために何ができるかを主体的に考えるようになり、そのような大人達を見て育った子供達もまた次世代の地域を支える存在となることを確信しています。

最後にブロック大会を成し遂げた時、人々からの「共感」を得た青年会議所は、兵庫に不可欠なまちづくり団体として確固たる地位を築き、何よりも我々自身が兵庫の明日を担うリーダーとして確実な成長を遂げていると確信しています。気概と情熱を持って取り組んで参ります。

むすびに

私の座右の銘は「いま、ここ」です。これは今、この瞬間、この場所で、やるべきこと、できること、やりたいことに対し、身も心も全身全霊で取り組んでいる状態を表しています。我々が生きる今は、過去からの繋がりによって成り立ち、今この瞬間が未来を形成しています。だからこそ歴史や伝統を尊重し学び、今この瞬間、未来を創っているという意識を強く抱いて行動することが大切だと考えます。そして、我々のやるべきこと、できること、やりたいことは、明るい豊かな社会の創造です。この果てしない道である大義を一歩ずつ着実に歩むため、我々は「奉仕・修練・友情」の三信条を重んじ行動する必要があります。また、それを成し遂げるために我々は、青年のまちを想う情熱の受け皿であり続け、このまちの青年会議所運動の灯火を永遠のものとして参りましょう。

最後に、我々は青年会議所会員である前に、家族、会社、地域の一員です。特に我々の運動の根底には、家族や社業の仲間の理解と協力があることを決して忘れてはならず、感謝の念を言葉と行動で表して参りましょう。



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